#6 <善男子>


#6 <善男子> −1 オリジナル
              
南伝 相応部経典 56−3

かようにわたしは聞いた。

ある時、世尊は、バーラーナシー(波羅捺)のイシパタナ・ミガ
ダーヤ(仙人住処・鹿野苑)にましました。その時、世尊は、比
丘たちに告げて仰せられた。

「比丘たちよ、過去世においても、善男子の、まさしく家を出で
て出家せるものは、すべて、この四つの聖諦を、あるがままに、
はっきりと理解せんがためであった。
比丘たちよ、未来世においても、善男子の、まさしく家を出でて
出家せるものは、すべて、この四つの聖諦を、あるがままにはっ
きりと理解せんがためであろう。
また、比丘たちよ、現在においても、善男子の、まさしく家を出
でて出家するものは、すべて、この四つの聖諦を、あるがまま
に、はっきりと理解せんがためである。

では、その四つの聖諦とは何であろうか。
それは、苦の聖諦、苦の生起の聖諦、苦の滅尽の聖諦、苦の滅尽
にいたる道の聖諦である。

比丘たちよ、過去世において、まさしく家を出でて出家せる善男
子も、すべてこの四つの聖諦を、あるがままに、はっきりと理解
せんがためであった。また、未来世において、まさしく家を出で
て出家する善男子も、..また、現在において、まさしく家を出
でて出家する善男子も、すべて、この四つの聖諦を、あるがまま
に、はっきりと理解せんがためである。

これによりて、比丘たちよ、<こは苦なり>と勉励するがよい。
<こは苦の生起なり>と勉励するがよい。<こは苦の滅尽なり>
と勉励するがよい。<こは苦の滅尽に到る道なり>と勉励するが
よいのである」


  *増谷文雄「阿含経典」(筑摩書房) 第3巻 250頁より抜粋




聖諦は真理、四つの聖諦は「四つの真理」と書き替えます。

このお経の essence を求めて、不要の文字を消去しましょう。

#6 <善男子> −2
              ■■ ■■■■■ ■■■■

ある時、世尊は、■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■仰せられた。

■■■■■■■過去世においても、善男子の、まさしく家を出で
て出家せるものは、すべて、この「四つの真理」を、あるがまま
に、はっきりと理解せんがためであった。
■■■■■■未来世においても、善男子の、まさしく家を出でて
出家せるものは、すべて、この「四つの真理」を、あるがまま
に、はっきりと理解せんがためであろう。
■■■■■■■■■現在においても、善男子の、まさしく家を出
でて出家するものは、すべて、この「四つの真理」を、あるがま
まに、はっきりと理解せんがためである。

■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■

■■■■■■過去世において、まさしく家を出でて出家せる善男
子も、すべてこの「四つの真理」を、あるがままに、はっきりと
理解せんがためであった。■■■未来世において、まさしく家を
出でて出家する善も、..■■■現在において、まさしく家を出
でて出家する善男子も、すべて、この「四つの真理」を、あるがままに、はっきりと理解せんがためである。

これによりて、■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■「四つ
の真理」を勉励するがよい■■■■。



勉励は精進と書き替えます。

このお経の essence を求めて、さらに、不要の■■を消去しましょう。

#6 <善男子> −3

ある時、世尊は、仰せられた。

過去世においても、善男子の、まさしく家を出でて出家せるもの
は、すべて、この「四つの真理」を、あるがままに、はっきりと
理解せんがためであった。
未来世においても、善男子の、まさしく家を出でて出家せるもの
は、すべて、この「四つの真理」を、あるがままに、はっきりと
理解せんがためであろう。
現在においても、善男子の、まさしく家を出でて出家するもの
は、すべて、この「四つの真理」を、あるがままに、はっきりと理解せんがためである。


過去世において、まさしく家を出でて出家せる善男子も、すべて
この「四つの真理」を、あるがままに、はっきりと理解せんがた
めであった。
未来世において、まさしく家を出でて出家する善男子も、..
現在において、まさしく家を出でて出家する善男子も、すべて、
この「四つの真理」を、あるがままに、はっきりと理解せんがた
めである。

これによりて、「四つの真理」を精進するがよい。




善男子の、まさしを、釈迦の弟子たちと書き替えます。

このお経の essence を求めて、さらに、不要の文字を消去しま
しょう。


#6 <善男子> −4

■■■■■■■■■■■■■■

過去世■■■■■、■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■
■■■■
未来世■■■■■、■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■
現在において■、まさしく家を出でて
出家せる釈迦の弟子たちは、すべて、この「四つの真理」を、■
■■■■■■■■■■■理解せんがためである


過去世■■■■、■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■未来世■■■■、■■■■■■■■■■■■■■■
■■■現在において、釈迦の弟子たちは、■■■■■■■■■す
べて、この「四つの真理」を、■■■■■■■■■■■■理解せ
んがため■■■■
■■に■■■■■■■■■■精進する■■■。



このお経の essence を求めて、さらに、不要の■■を消去しましょう。

#6 <善男子> −5

過去世、未来世、 現在において、釈迦の弟子たちは、すべて、こ
の「四つの真理」を、理解せんがためである(に精進する)。


過去世、未来世、現在において、釈迦の弟子たちは、すべて、こ
の「四つの真理」を理解せんがため
に、精進する。



過去世、未来世、現在においてを、いつの時代も、と書き替えます。

このお経の essence を求めて、さらに、不要の文字を消去しま
しょう。

#6 <善男子> −6

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■

いつの時代も、釈迦の弟子たちは、■■■■■■「四つの真理」
を理解せんがため
に、精進する。



このお経の essence は、次のようになります。清書します。


#6 <善男子> −essence

9> 釈迦の弟子は、四つの真理を、理解せんがために精進す
る。




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