#10 <夜明け(日喩)>
#10 <夜明け(日喩)> −1 オリジナル
南伝 相応部経典 56ー37
かようにわたしは聞いた。
ある時、世尊は、バーラナシー(波羅捺)のイシパタナ・ミガ
ダーヤ(仙人住処・鹿野苑)にましました。
その時、世尊は、比丘たちに告げて仰せられた。
「比丘たちよ、日輪の昇るときには、その先駆として、また前
兆として、東の空が明るくなってくる。
比丘たちよ、それとおなじように、四つの聖諦をあきらかに観
るときには、その先駆として、また前兆として、正見があるの
である。
比丘たちよ、正見を有する比丘においては、彼が、<こは苦な
り>とあるがままに理解し、<こは苦の生起なり>とあるがま
まに理解し、<こは苦の滅尽なり>とあるがままに理解し、ま
た、<こは苦の滅尽にいたる道なり>とあるがままに理解する
であろうことを、期して俟つことができるのである」
*増谷文雄「阿含経典」(筑摩書房) 第3巻 285頁より抜
粋
聖諦を真理、観るを理解する、と書き替えます。
このお経の essence を求めて、不要の文字を消去しましょう。
#10 <夜明け(日喩)> −2
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ある時、■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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■■■■世尊は、比丘たちに■■■仰せられた。
■■■■■■■日輪の昇るときには、その先駆として、また前
兆として、東の空が明るくなってくる。
■■■■■■それとおなじように、四つの聖諦をあきらかに理
解するときには、その先駆として、また前兆として、正見があ
るのである。
■■■■■■正見を有する比丘■■■■は、彼が、<こは苦な
り>とあるがままに理解し、<こは苦の生起なり>とあるがま
まに理解し、<こは苦の滅尽なり>とあるがままに理解し、ま
た、<こは苦の滅尽にいたる道なり>とあるがままに理解する
であろうことを、期して俟つことができる■■■■。
日輪は太陽、四つの聖諦、四諦は四つの真理、正見は正見(四つ
の智慧)と、書き替えます。
正見(四つの智慧)を有する比丘とは、正見(四つの智慧)が生
じた比丘です。
このお経の essence を求めて、不要の■■を消去しましょう。
#10 <夜明け(日喩)> −3
ある時、世尊は、比丘たちに仰せられた。
太陽の昇るときには、その先駆として、また前兆として、東の空
が明るくなってくる。
それとおなじように、四つの真理をあきらかに理解するときに
は、その先駆として、また前兆として、正見(四つの智慧)があ
る。
正見(四つの智慧)が生じた比丘は、彼が、<こは苦なり>とあ
るがままに理解し、<こは苦の生起なり>とあるがままに理解
し、<こは苦の滅尽なり>とあるがままに理解し、また、<こは
苦の滅尽にいたる道なり>と、(四つの真理)をあるがままに理
解するであろうことを、期して俟つことができる。
このお経の essence を求めて、さらに、不要の文字を消去しま
しょう。
#10 <夜明け(日喩)> −4
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
太陽の昇るときには、その先駆■■■、■■前兆として、東の
空が明るくなってくる。
それとおなじように、四つの真理を■■■■■理解するときに
は、その先駆■■■、■■前兆として、正見(四つの智慧)が
ある。
正見(四つの智慧)が生じた比丘は、■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■四つの真理■を■■■■
■■理解するであろう■■■■。 期して俟つことができる。
このお経の essence を求めて、さらに、不要の■■を消去しま
しょう。
#10 <夜明け(日喩)> −5
太陽の昇るときには、その先駆、前兆として、東の空が明るく
なってくる。
それとおなじように、四つの真理を理解するときには、その先
駆、前兆として、正見(四つの智慧)がある。
正見(四つの智慧)が生じた比丘は、四つの真理を理解するで
あろう。期して俟つことができる。
このお経の essence を求めて、さらに、不要の文字を消去しま
しょう。
#10 <夜明け(日喩)> −6
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■■■■■■
■■■■■■■■■■四つの真理を理解するときには、その■
■■前に■■■、正見(四つの智慧)が生ずる。
正見(四つの智慧)が生じた比丘は、四つの真理を理解するであ
ろう。期して俟つことができる。
お経の essence は、次のようになります。清書します。
#10 <夜明け(日喩)>−essence
26> 四つの真理を理解するときには、その前に正見(四つ
の智慧)が生ずる。
27> 正見(四つの智慧)が生じた比丘は、四つの真理を理解
するであろう。 期して俟つことができる。
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